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バター貫通

宇宙漫画

我が家の庭には、まだ雪が残っています。
そこに犬か猫のものらしき足跡がスーッとまっすぐ続いていて
その先を目で追っていくと、その先に雪の積もっていない場所がありました。
なんで積もらなかったのか少し気になったけど
外に出るのは寒いから、想像に留めておくことにしました。

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■幸村誠「プラネテス
人間が地球より少し遠くにも住めるようになった時代の宇宙マンガ。
なんだか俺の周囲ではすっかり定番化した漫画のひとつですね。
アニメ化されたものより少しドロッとした舌触りを感じます。
単純に情報の濃度で言えばマンガ版の方がずっと濃いように思います。
アニメ版はもうちょっと洗練されたような、そんな雰囲気。
個人的に4巻のフィーのストーリーがお気に入りです。

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■太田垣康男「MOONLIGHT MILE
2人のクライマーはエベレストの頂上から、光る人工衛星を見る。
少し未来の宇宙時代、月居住区、アメリカ宇宙軍、ムーンチャイルド……。
…と宇宙妄想癖のある人の想像を少し具現化してくれるようなマンガです。
今、コミックス11巻ですが、まだまだ続きそうな感じ。
特に宇宙マンガが好きってわけじゃない人にはあまりお勧めしませんが
一定のクオリティには達しているように思います。

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■山田 芳裕「度胸星
なんともいえない独特の絵柄と空気感を持った宇宙漫画です。
ある意味、福本伸行に近いかもしれない。好きな人にはたまらない感じ。
3巻までは、ドカベン風に描いた「ふたつのスピカ」といった趣。
4巻で舞台が本格的に火星に移り、火星人「テセラック」の考察から、
主人公・度胸も、ついに火星に飛び立った!というところで打ち切り。
なんで打ち切っちゃったのか本当に分かりません。まさに山場なのに。
高次元、超立方体、ひも理論(ここの10/3参照)…面白そうな要素いっぱい出てきたのに!

追記:
ふたつのスピカ」はよく考えてみた結果、宇宙漫画認定しませんでした。
ありゃどっちかって言ったら人情モノだし、今では学園ほのぼの漫画になってます。
宇宙漫画はやっぱり命がけの熱を籠めてないといけない、と思います。
by vtk2 | 2006-01-23 13:58 | 漫画・小説・雑誌
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